グリーンウェイブ2020 The Green Wave 2020 in Japan

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国連生物多様性の10年日本委員会

活動の詳細 DETAILS OF EVENT

活動名 生物多様性を育む里山保全活動
活動の種類
  • ① 植樹
  • ② 森林や樹木等の保全、手入れ(植樹した樹木への水やり、里山の管理等)
  • ③ 森林や樹木等とふれあう活動(イベント等)
  • ⑤ ①~③の活動のための場所の提供
  • ⑥ ①~③の活動のための技術指導や情報提供
  • ⑦ ①~⑥の活動のための協賛等、行事への協力
活動の主体グループ名、団体名
活動の詳細 今期の活動計画(2019年7月1日から2020年6月30日)
Ⅰ.事業実施の方針
内閣府の「環境問題に関する世論調査 平成26年実施」結果をみると、生物多様性の意味を知っていると回答した人の割合は前回調査(平成24年実施)よりさらに低下し、17%以下となった。そして、自然に関心がないと答える人の割合は、成人のうち20歳代が最も高く、ほぼ20%、地球環境問題についての意識調査(平成28年度)でも18歳から29歳で「関心がない」とする者の割合が年齢層の中で最も高く25%を越えている。
近年、茨城県南部では急激なTX沿線開発、太陽光発電所建設などで、農地、山林の減少、都市域の拡大が進んだ。周辺環境の変化と、とくに若い世代の意識の変化の中で、環境教育と、生物多様性の維持拡大という両面での宍塚の里山の存在価値がいよいよ高まっている。しかし、土浦市、県の行政においての宍塚の里山の位置づけは前進しているとはいえず、外来魚、アライグマなど外来生物の定着拡大、池の水質悪化など、里山保全に関わる様々な課題に行政が積極的にとりくむ状況にはなっていない。
1989年秋に発足した本会は発足以来30年間、保全活動を進めて、心地よい景観と生物多様性を保てる環境を作ることに努力してきた。環境教育の場を数多く設け、調査活動を継続してこの里山の意義を明らかにし活発な広報活動を行ってきた。
30年間の活動の成果を会全体の財産とするとともに、多くの人たちと共有し、地元住民、市民、行政が、宍塚の里山の保全にむけてともに進んでいかれるよう、一層働きかけを強めていきたい。そして今後にむけて会員拡大、財政基盤の強化、若い世代を加えての運営体制の強化に力を入れたい。具体的な方針は次のようなものである。
  
・会と宍塚の里山の30年間の活動の成果の歩みを会として共有し、生かすための取り組みをすすめる。
・9月29日の「武蔵野」映画上映会を里山の今後を考える一つのきっかけとして会内外の多くの人の参加で成功させる。
・里山全体の存在価値を損なうことなく将来にむけて保全し、宍塚の里山の価値を活かしながら地域の活性化を進めていけるよう、地元住民、行政機関等と議論を深めていく。
・宍塚の里山を環境教育の場、自然体験の場としてさらに生かしていけるように、学校等への働きかけを強め、会の受け入れ態勢も整えていく。
・保全活動を一層の充実するための技術、知識を学び、広め、とくに若い世代に継承する。
・調査活動を継続するとともに、成果をまとめ、生かす活動を進める。
・地域住民、企業、行政などと里山の保全活動の連携を深める。
・土地取得、寄付の受け入れ、ナショナルトラストなどについての検討をおこなっていく。
・会報、Webなどを通して、会の活動を広く知らせていく。
・会員の意欲を生かせる運営につとめ、会員の拡大をはかり、広い世代に向け積極的に働きかける。
・会の後継者育成に努め、会の企画・運営に係わる人をふやしていく。
・宍塚大池地区がジオサイトに含まれるように活動する。

Ⅱ. 事業の実施に関する事項
1.特定非営利活動に係る事業
(1)自然と歴史に関する総合的調査研究に関する事業
ア.自然環境調査
・里山の生物調査(生物相調査、キノコ調査、植生調査、野鳥調査、サシバの行動圏調査、池の生物相調査及び外来生物駆除活動)を継続する。
・池の水質調査を継続する。
・放射能調査を継続する。
・環境省「重要生態系監視地域モニタリング推進事業(里地調査)」(モニタリング1000)を継続
する。
・大学と連携し、調査・研究を実施する。
・大学・研究所に調査を働きかける。
・各種調査のまとめの作業にとりくむ。
イ.歴史に関する調査
・地元の方々からの聞き書きを継続する。
・宍塚とその周辺の歴史資料の収集を継続する。
・「里山の歴史を訪ねる散歩道」を普及活用する。
・ホームページを充実させる。
(2)里山(自然と農)の保全、そのための施策と技術の開発に関する事業
ア.里山保全について学習と実践
・専門家を講師に迎えた学習会・講演会を行う(土曜学習会等)。
・必要に応じ他団体との各種 学習会、現地視察等に積極的に参加する。
・生物調査グループと保全実践グループが連携して保全技術の開発を図る。
・体験や学びの場を重視し、新規参加者の拡充を図る。
イ.里山さわやか隊
・観察路や休耕田の草刈り、雑木林及び竹林の管理、水路の整備の他、管理面積の拡大を図る。
・「里山情報館」やその周辺の整備、「観察会駐車場」の草刈り等整備をする。
・林野庁の「森林・山村多面的機能発揮対策事業」に取り組む。
・保全活動に伴う災害防止対策と安全意識の啓蒙に努める。
・機械の取扱いや整備を学び保全技術の向上を図る。
・他団体と交流を図り、保全手法の知識を深める。
ウ.自然農田んぼ塾
・谷津田での米作りと水田の管理を継続して実施する。
・地元の援助・協力を得る。
・自然環境に配慮し、生物多様性を育む米づくりを目指し、無農薬・無施肥による米づくりを実践する。
・SRI(System of Rice Intencification稲強化法)農法と直播栽培の実験栽培を実施する。
・竹園高校JRC部との協働を進める。
エ.田んぼの学校
・子ども中心に家族単位で広く生徒を募り、稲つくりの体験を軸に、食と農と自然環境・伝統文化を学ぶ機会を提供する。
オ.農園、果樹園
・草刈、剪定などの管理と収穫物の活用を図る。
・利用者の拡大を図る。
カ.野良クラブ
・伝統的な作物の系統保存・栽培・加工を実践する。
キ.大池の多様な生物保全のための活動
・外来魚・外来生物(ブルーギルなど)の駆除等を行なう。
・宍塚由来のオニバス、ジュンサイなどの水草の系統保存に取組む。
・大池周辺の水辺環境の整備を行なう。
・生物調査グループと保全実践グループが連携して保全技術の開発を図る。
ク.宍塚米オーナー制
・農家との連携、米オーナーとの交流、スタッフ間の意見交換を深める。
・米オーナーの募集、オーナーだよりの発行、米の発送を行う。
・他団体、先進地の視察等を行うことにより見識を深める。
・スタッフの募集と体制の充実を図る。
・実行委員会と総会を開催する。
ケ.農家・地元との連携
・宍塚地区農地水環境保全会の活動に取り組む。
・里山周辺にひろがる水田地帯の休耕田を復田し、湿地を増やし、生物多様性を高める。
・繁忙期における農作業の支援に取り組む。
・地元農産物の購入を促進させる。
・他団体の視察、交流を深める。
コ.林の管理
・雑木林の生物多様性を高められるように、林の管理をする。
・管理の継続を図ると共に、場所にあった管理手法の開発、改善に努める。
・法政大学キャンパスエコロジーサークルの森の管理を支援する。
・会所有のわくわくの森(ゼフィルスの森)の管理を進める。
サ.作業環境の整備と安全の確保
・「里山さわやか隊基地」「ファーマーセンター」「機械倉庫」「道具小屋」などの施設の維持管理
をする。
・耕運機、刈払機、チェンソー等の機材の整備を行う。
・耕運機、刈払機、チェンソーの取扱方法を学ぶ。
・安全講習会の開催により会員の安全意識を高める。
・作業時の傷病に対する保険に加入する。
(3)定期に発行する会報、インターネット等による活動の広報に関する事業
ア.会報
・「五斗蒔だより」の内容の一層の充実を図る。
・経費削減のため希望者へのデジタル配信を進める。
・発送・配布作業の参加者をふやす。
イ.インターネットでの広報活動
・内容充実、随時更新に努め、アクセス数増加を図る。
・学校教育、行政等への相互リンク、ネットワークの拡大を図る。
・ソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)の活用を図る。
ウ.出版物、チラシ
・「宍塚大池のお知らせ」を学校、幼稚園、保育所、公民館、図書館、博物館などへ配布するとと
もに、活用されるよう工夫する。配布範囲の拡大を図る。
・リーフレットと英語版の普及に努める。
・案内マニュアルを作成する。
エ.マスコミへの働きかけ
・取材への協力、情報提供に努める。
(4)子ども達、市民、広く社会に向けての里山に関する啓発、環境教育、及び里山の文化の継承と
創造に関する事業
ア.小中学校等の環境学習授業
・観察会の方法、教材の開発を進める。
・小中学校等の総合的な学習に協力する。
イ.中高生の調査研究・保全活動支援
ウ.大学などの研究・教育への協力
・講師派遣
・大学生、院生等の調査研究に協力する。
・現地授業・体験学習などを受け入れる。
・サークル活動等を受け入れる。
エ.各種体験活動、生涯学習等への協力
・生涯学習を計画している行政、民間機関等に協力する。
・幼児、障害児(者)、「ひきこもり」の方・高齢者などの受け入れを図る。
・農作業体験、食農教育の実践に取組む。
・都市農村交流への協力をする。
オ.観察会、里山子ども探偵団
・土曜観察会、月例テーマ観察会、里山子ども探偵団、日本野鳥の会茨城県との合同探鳥会など
を実施する。
 カ.イベント
・里山の春を楽しむ会、青屋箸、秋の収穫祭を実施する。
・「武蔵野」映画上映会・講演会を開催する。
キ.里山の環境保全を目指している環境活動団体、消費者団体等と幅広い連携・交流を図る。
ク.展示等への参加
・つくばボランティアフェスタ、自主的な展示会及び土浦地区公民館まつり、及び他団体からの要請に応じて展示会等に参加し、会の活動の広報に努める。
ケ.情報発信・取材への協力
・報道機関への情報提供を進める。
コ.視察・研修・講演の受け入れへの協力
・講師を派遣する。(可能なところは有料化)
・視察を受け入れる。(可能なところは有料化)
(5)地権者・行政等広く社会に働きかけ、協力・共同を広げ、里山の保全に関する事業
ア.里山保全についての学習と議論を進める。
・里山の環境保全を目指している環境活動団体、消費者団体等と幅広い連携・交流を図る。
・ナショナルトラストについて学習をすすめ、可能なところから、ナショナルトラスト活動を展
開していく。
イ. 地元との協働
・収穫祭などの各種行事への参加を呼びかける。
・森林・山村多面的機能発揮対策事業(農水省)に参加を呼びかけ、林地の植生管理を進める。
・「宍塚地区農地・水・環境保全会」の事務局として、地元農業者との協働を図り、宍塚地区の農
地の保全に努める。
・地主、地元の方々の協力を得て林・農地の管理を進める。
ウ.行政機関との連携
・行政機関、議会に対する情報収集を継続的に行う。
・国、地方公共団体に対し、保全に関する働きかけを行う。
・県、むらまちネットに参加・協力する。
・茨城県の生物多様性センターとの協働を進める。
・ジオパークについての取り組みを進める。
エ.里山保全学習会
・映画「武蔵野」上映会と講演会を行う。
・機会を捉え積極的に学習会を開催する。
オ.企業との協働
・働き方改革で増えた休日の使い方についてヒアリングを行う。休日が増えた現役世代にボランティア活動への参加を呼び掛ける。
・保全活動等への参加企業の増加を図る。
(6)その他、会の目的に合致する事業
ア.管理部門
・財政基盤を充実させるため、経費の削減に努める。
・新会員の増加を図る。
・各部会の会計処理を充実させる。
・様々な機会を生かし、積極的に入会を呼びかける。
・運営会議やメールを活用し、情報の整理と共有化をはかる。
・運営会議、総会、部会活動、観察会、イベント、メーリングリストなどへの参加者を増やす。
・会員の希望や技能を生かし、活動への参加を積極的によびかける。
・各種資料、参考書等の拡充と整理を行い、利用しやすいようにする。
イ.助成
・財政基盤の拡充をはかるため、積極的に助成を申請する。
ウ.受託事業
・財政基盤の拡充をはかるため、積極的に事業を受託する。
エ.寄付
・イベント、観察会等の際に積極的に寄付を募る。
・認定NPO法人の利点を生かし、積極的に寄付を募る。
2.その他の事業
物品販売事業
・「宍塚地域自然環境調査報告書」(CD版)、「どんなところ?宍塚の里山―茨城県土浦市―」、「里山(里山サミット報告集)」、「聞き書き 里山の暮らしー土浦市宍塚」(CD版)、「続聞き書き 里山の暮らしー土浦市宍塚」等の出版物を頒布する。
・グッズ等の販売を行う。
活動実施日1 2020年4月20日9時0分

申込団体名: 認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会

申込先: https://www.kasumigaura.net/ooike/

締切日: 2020年6月15日

活動場所1 茨城県
土浦市宍塚
活動に関するウェブサイトアドレス https://www.kasumigaura.net/ooike/
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